衣装箪笥
Herter Brothers American
ドイツ系移民ギュスターヴとクリスチャン・ハーター兄弟のニューヨーク工房は、アメリカのギルデット・エイジ(大好況時代)に高級家具と総合的な室内装飾を制作・考案しました。イギリス製家具のデザイン改良や、この作品に見られるような、イギリスの建築家 E. W. ゴッドウィンが広めたイギリスと日本の趣味を融合させた様式など、多様な作品を制作しました。この衣装箪笥の黒い着色と、金色の象嵌細工による様式化された菊花と葉の意匠は、日本の漆細工を連想させ、舞い散る花の下の黒い空間が、東洋の装飾的な美感をさらに強調しています。
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